2021年01月17日

謹賀新年

今年もスタートです。

内浜落語会をよろしくお願いします。

コロナ感染が拡大しており、福岡も大変なことになっています。

うちの会も感染対策と活動をどう両立させるかが今年の課題ですかね。

ビッグイベントも控えていますしね。(今はヒ・ミ・ツ)

さて、このような時期だからこそ、次のステージに向けて準備が必要ですね。

〇持ちネタ増加
~使えるネタを増やす。時間をコントロールできるネタ

落語は元々長さは20分以上の噺が多かった気がしますが、

コロナの影響で動画配信が増えたのもあるのでしょうか、短くできるかどうか

これがポイントかなと思います。

元々の尺が20分だとしたら、15分、10分、はたまた5分でできるか。

いつも20分しかできないと広がりがなくなる。そんな気がしますね。

難しくなりました。さて、1月23日は10分にチャレンジやね。

2020年11月23日

秋ですな

11月21日は商店街寄席でした。

多くのお客様にご来場いただきました。

「マイタウン西新姪浜」に掲載された事が大きかったみたいですね。

久しぶりですと仰る方もおられて、よかったです。

こんな会に勘朝師匠が「火焔太鼓」を出せた事は本当によかった。

あと、とまとの「厩家事」ね。真打としての貫禄がでて、立派なトリでした。

すず柑の踊りも季節感が出ていい会にできたかな。

私も開口を務めましたが、繰りが足りません、また出直しします。


さて、今回の注力は勘春さんの「まめだ」

稽古会で最近では珍しく数か月前から何回もかけてもらいました。

最初に比べたら出来としては良くなったと思います。

この噺。秋の銀杏の葉が落ちるちょうど今頃の季節、

明治時代の大阪・ミナミ、三津寺近くの膏薬屋を舞台にした

人間の生活のそばに狸がいた頃の心温まる噺なんです。

私が最初に聴いたのは昭和60年で今から35年前。

まだ20歳前の私は何が面白いか、良さがよくわかりませんでした。

笑いがあまりない噺なんです。

しかし、米朝師匠の音を聴くと自然とそのおとぎ話のような世界に

入っていく。

最近になると、自分もやってみたいと思うようになりました。

いろんな方の音を聴いてもおおよそ10分~15分程度。

マクラを入れても15分~20分程度にまとめています。

音として残っている舞台がどのような状況かはわかりませんが、

大阪でもそれくらい気を遣う噺かなというのが正直な感想。

最後の狸の死骸が発見される前までにいかにダレずに持っていくか、

ここがポイントかなと思います。

ですから、親子の会話はできるだけセリフを簡素化しないといけないのじゃないのか、

聴き側に余計な考えを持たせる余裕を与えずに最後の場面まで持っていく。

母親の「不思議やな」ここにすべてを表現させるというか、

ですから途中はテンポ良く演じないといけない気がします。

今回、勘春さんがお客さんの反応を肌で感じて、

次回どのように演じるか楽しみですね。

2020年09月21日

持参金

9月の商店街寄席で久しぶりにトリ。

何をしようかと思案しましたが、久しぶりに「持参金」

この噺はえげつない噺で、最後までやるとひどい噺なんですが、

よくできた噺やし、昔はこんなことあったよねと思えるところがあって

なんとか残したいと常々思っていました。

たまたま、文珍師匠が「不思議なご縁」で最後を改作してされている

と誰かのブログかSNSで見て、調べているうちに

you tubu にアップされているのを発見。

今回、やや生煮え状態でしたが試しにやってみました。

ただ、勘栄さんがコメントしていたようにどうもだるさが残ってしまうんですよね。

あと、つなげました的な感じもあるし。

おなべ(文珍師匠はおもよ)を喋らせていいのかという問題。

課題は山積ですな。

それにしても女性の方の視線が厳しいね。この噺

2020年06月18日

阿弥陀池

コロナが終息しつつあるなか、寄席や落語会も徐々に開催されているようです。

ただ、コロナ前に戻るとはいかず、試行錯誤が続きますね。

リモート落語会はまだ経験してませんが、新しい事に挑戦するというのはいい事だと思います。

それも、若手の噺家さんが新しい分野を開拓してくれました。このような時代の変わり目は

若い人の力が必要ですね。

しかし、このコロナはコミュニケーションを変えてしまいました。

コミュニケーションを基本とする落語はどないなるでしょうか?

数十年後、会話というものや動作が理解してもらえなくなるのでは・・・

そんなことを考えながら、ネタを繰りますが イマイチのりません。

ただ、何か覚えないというわけで「阿弥陀池」

やってみると難しいね。

大学落研時代、必ず誰かがしてました。

当時はべかこさん(現 南光師匠)を手本にした方が多かったように思います。

一番笑ったのは桃山の落研の落語会で見た某氏の阿弥陀池。

たぶん、一番笑った落語ベスト3に入る。面白いを超えた凄さを感じたもん。

鯛とタイはもちろんあったし、細かいくすぐりが矢のように飛んできたイメージがありますね。

それを思い出しながらやるんやけど、なんかまとめようとしてね。

やっぱりこの噺は、若い人の爆発力が必要ですな。

2019年02月17日

イベント

久しぶりに書いてみます。

数日前、大学の先輩から封書が届きました。

落語のご案内。「文華・昇々・華紋三人会」

関西学院大学甲山落語研究会創立45周年記念企画としてございます。

出演は桂文華師匠、春風亭昇々、桂華紋以外に

桂雀太門下の桂源太、東京の漫才師でジグロポッカ。

うちの落研は、他の落研と比べてプロになる人は少なく、

ようやく、こんな会ができるようになったのかと何かしら

感慨深いものがあります。

文華師匠がプロ入りされたのが、1988年。

それ以降、何人かプロになりましたが、落研出身者だけの会

はなかったですからね。

身内が言うのもなんですが、この会のメンバーは凄いと思いますよ。

実力者ぞろいでね。

今でこそ、大学生落語選手権みたいなもんがありますが、

文華師匠は、30年以上前に優勝してますからね。

6月16日、場所は宝塚ソリオホール。

入場料1,500円。これはお得ですね。


2017年11月26日

これで一区切り

商店街寄席も終了。

いつもより多くのお客さんに御来場いただき、

ありがとうございました。

トップで50分を超えるなど大荒れの始まり。

でも、勘心さん、とまと、すず柑で会場も収まり

無事「池田の猪買い」ネタ下ろし終了しました。

共演の方々に感謝。

上方落語のスタンダードな噺。

それだけに色んな工夫がこの噺には隠れている事に

今更ながら感服した次第。

ただ、今回やりたかった演出は十分堪能できたし

一度プロの方のを見て繰りなおしたいですね。


吉朝師匠の音で覚えたのですが、どうしても枝雀師匠が

出てきてしまう。

最初に聴いた衝撃が残っているのでしょう。

「わからん事をわからんという事は決してわからん事ではない。

・・・」云々の件。枝雀師匠の声を覚えているのか

言いながら、うれしかったな。ウケてくれましたし。

それにしても「お留守ですか」なぜシーンとなったのか。

言い方かな。意外な反応にうろがきましたな。


とにかく、一区切り。

皆様、色々とありがとうございました。

またお会いしましょう。

2017年11月07日

今から「つる」が流行るな

NHK落語新人大賞を録画で見ました。

今回は大阪局主催で当然関西の方がお客さん。

東京の噺家さんにはアウェー感があるかもしれませんが、

最近はそこまで拒否反応はないようですね。

また、前回、前々回と上方勢が受賞してきただけに

今回はなんとなく東京の方が大賞かなと思っていましたので、

概ね順当な結果。

自分が見る限り、あまり差がない印象でしたね。

別の言い方だと、まとまった落語をされる方が増えた印象。

その中、印象に残ったのが桂三度さん。

噺家になって6年とまだこれからという感じですが、

笑いのセンスはすばらしいですね。

「つる」

この噺を従来のサゲからさらに展開していき、後半は創作。

11分という時間がもう少し長ければ大賞だったかも。

いやー、今から落研は「つる」が流行るな。

2017年11月06日

そしてまた博多天神落語まつり

今年は行かないでおこうかと思いましたが、

仁智師匠を福岡で見れるのはそうないことなので

11月3日都久志会館 へ。

16時30分開演で、16時頃着くと既に長蛇の列。

指定席なんですがね。建物が狭いのか皆さん外で待っておられます。

中に入るとここぞとばかりにグッズ販売。

CDでいいのがあればと思いましたが、特に目新しいものもなく

会場へ。

縦でいくとちょうど真ん中くらい、やや端っこですがまあまあ見やすい場所。

昨年はFFGホールで舞台が遠かったことを考えるとOKです。

番組

ナンシー ・立川 志の春

手水廻し ・桂 雀 々

旅行日記 ・桂 竹 丸

ハードラック ・笑福亭仁 智

中入り

火炎太鼓 ・古今亭菊之丞

星野屋 ・桂 文 珍

楽しみにしていた仁智師はまたもや「ハードラック」。

5年前、神戸東灘区民センターでも同じネタ。

よほど縁があるのか、でも面白かったですな。

意表を突かれたのか笑いが止まらないお客さんが結構いましたね。

志の春さんは初めてですが、さすがに賢い方。

新作ながらよくできているなと感心。

ドラマ「陸王」でも活躍中の雀々師は十八番「手水廻し」

30年以上ぶりですかね、随分と演出も変えて興味深い

内容でした。

久しぶりにやろうかな。


竹丸師は、マクラをたっぷりと小噺的な噺。

この方、鹿児島出身らしいですね。

じわじわと来る笑いありのドカンと来る笑いもあり、

このような役割をできないとプロでは通じないのでしょうね。

3時間ずっと落語はきついですからね。

色もん的な役割。大切ですね。

中入り時18時20分。

中入り後、菊之丞師。奥さんはNHKのアナウンサーとのこと。

それでか、最近「落語ザムービー」にも出てるしね。

会場を持ち回りしているのか若干お疲れ気味。

マクラも竹丸師と被りがあり、楽屋入りが遅れたのかな

ややもつれながらも、持ち前のリズムの良さで爆笑。


最後は文珍師。実は生で見るのは初めて。

学生時代、眼鏡を掛けて落語をする事のいいのか悪いのか

落研内でも議論がありましたが、

文珍師は上方では初めてじゃないですかね。

若い頃から眼鏡かけてされていたような。

そんな事を思い出しました。

マクラではいろんな噺家さんをいじりながら

徐々に会場は文珍師の世界へ。

隣の女性はよう笑っていましたね。ファンなんでしょうね。

「星野屋」

この噺自体、あまり聴いたことないのでコメントはできませんが、

上方らしい、いやらしさというかえげつなさを醸し出していましたね。

おそらく江戸の噺なんでしょうが、文珍師の色を感じる

一席でした。

お囃子は上方型で結構な舞台でした。

3時間。お客さんは満足そうにお帰りになっておられて、

なんとなくビギナー4割。そこそこ5割。通ぶりが1割。

しかし、高齢者が多いね。

10年後、この催し大丈夫かな。内浜もね。


2017年11月04日

第1回勘心独演会

遅くなりましたが、10月28日に「第1回勘心独演会」を

多くのお客さんをお迎えして開催できました。

番組

山号寺号 ・と ま と
寄合酒 ・勘 心
踊り ・すず柑WITH勘心
芝居の喧嘩 ・勘 心
中入り
マジック ・勘 朝
井戸の茶碗 ・勘 心

打ち上げの席で勘心さんから聞くと「演芸会をしたかった」とのこと

最近、「演芸会」はひとつのキーワードとなっています。

先月、落研の大先輩小紫蝶さんとお会いして、

昨年開催の独演会のDVDをいただき、時間をかけて

見ているのですが、題名が「小紫蝶演芸館」。

番組8のうち落語は小紫蝶さんの「景清」と「悋気の独楽」の2席。

後は挨拶、漫才、腹話術、マジック、二人羽織、ギター漫談と

まさに演芸の会。

(この内容は後日詳細で報告します。)


話はそれましたが、勘心さんも似たような感覚ではないでしょうかね。

今回は、踊りとマジックのみでしたが、

2回目、3回目といくうちに幅が広がって行くことでしょう。

ただ、続けて出る事は相当な運動力を要するようで、

バテ気味だったとの反省を述べられていました。

ただ、自身の文化祭的な会はなんかええやんみたいな空気が

あってね。いいもんです。

だからという訳ではないですが、落語では「寄合酒」がよかった。

出来もよかったし、なによりこの噺好きなんです。

上方しか聴いた事がなかったので

江戸にもあることに新鮮な感じできけたました。


ぜひ、2回目色ものを増やして開催いただきたいですね。

次回の商店街寄席は11月25日。

私がトリを務めます。「池田の猪買い」

「池田猪買い」ではないあるよ。

2017年10月14日

二つ目

この前、勘心さんが主宰されている「ひなたの会」に行きました。

うちの会以外の会に行くのも久しぶりで、

わくわく感たっぷりであじびホールへ。

こんな所にホールがあったんやねと思いながら会場に入り

勘心さんへ御挨拶。

すると楽屋へ案内していただき、昇々さんとはな平さんに御挨拶。

実は昇々さんは落研の後輩なんですが、

初対面やし相手はプロやし、パンツ姿やったので

敬語でかしこまった挨拶。

しかし、爽やかないい方でしたね。

はな平さんも大濠高校の後輩なので、敬語で挨拶。


さて、落語ですが、昇々さんはトップで「初天神」

結構マクラを長めというか、お客さんのつぼを探っている感じ。

徐々にペースに引き込みネタへ。

子供を独特の感性で描いて新しさをかんじましたね。

あめ玉、みたらしの所は十分に引っ張って爆笑。

はまった時の笑いはさすがに東京で評価されている気がします。

すでに40分ほどすぎ、はな平さん登場。

地元だけに大きな拍手。

はっきり言ってこの方の落語は上手いと思いますね。

口調もいいし、すべてが滑らか。

「崇徳院」

出入りの職人熊五郎のニンがいいですね。

元々上方の噺なので、クスグリも多く派手。

それを江戸風にさらっと整理しているようで、

上方しか聴いた事がなかった私には新鮮だったですね。

サゲは、江戸風なのか地噺で落とし。

中入り後、今度ははな平さんから「鮑のし」

この噺はあまり聴いた事がないので、これまた新鮮に爆笑。

うちの会でも誰かやればいいのに、お手頃ですね。

そして、トリは昇々さんで新作落語。

老人問題を扱った噺で演目は?。(不明)

私自身は結構笑いましたが、

地方では当たり障りのない落語をされる方も多いなか

自分らしさを出して昇々さんにはあっぱれですね。


自分が学生時代、色んな噺家さんの落語会に行って

特に若手の方を見て刺激を受けていたのを

思い出しましたね。

お二人とも32歳?ですか、

上方では真打がはっきりしないのですが、

20歳の時、通っていた落語会の噺家さん

雀三郎師が当時37、8歳、べかこ師(現南光師)や

鶴三師(故6代目松喬師)、鶴瓶師が35、6。吉朝師が32、3。

ちょうど吉朝師あたりか。

その吉朝師の前によくでていたのが小米朝師(現米団治師)で

当時20代後半。

福笑師や文珍師もまだ40歳手前。

あれから30年、みなさん大看板となってしますが、

自分の記憶では結構挑戦的な落語をされていました。

その姿を見て自分も新しい「笑い」を探していた落研時代。

昇々さん、はな平さんもいずれ真打になっていくでしょうが、

挑戦を続けてほしいですね。